出題範囲に沿って全300問を書き下ろしました。1問ずつに解説を付け、正解の理由に加えて、ほかの選択肢についても正誤の根拠を示しています。
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本試験は多肢選択式で、試験時間は90分とされています。選択肢は2〜4行の長文が並び、文字量から正解を推測することはできません。求められるのは「どの記述の、どこが事実と違うのか」を一つずつ確認していく読み方です。本書はその読み方を身につけるために、全問を長文形式で構成しました。
公開されている出題範囲をもとに、一問ずつ独自に作成しています。実際の試験問題を再現したものではありません。
環境省・経済産業省・金融庁・GHGプロトコル・SBTi など、公表されている一次資料だけを根拠に作問し、章ごとに出典を明記しています。
正解の根拠に加えて、残りの選択肢についても正誤の根拠を示します。1問を解くたびに複数の論点を確認できる構成にしています。
全11章。章ごとに問題・解答・解説がまとまっているので、弱い分野だけを繰り返し解けます。
| 形式 | PDF 1ファイル(A5判・361ページ) |
|---|---|
| 出題形式 | 多肢選択式。「最も適切なもの」「最も不適切なもの」を1つ選ぶ形式が中心。単位や桁を扱う計算問題も収録しています |
| 解説 | 全問。正解の理由、ほかの選択肢の正誤の根拠、1問ごとの出典 |
| 版 | 2026年9月版(第1.3版) |
| 改訂履歴 | 第1.3版(2026年10月14日) 表の組版を直しました。数値の列の右寄せと見出しの位置をそろえ、短い見出しや数値が行の途中で折り返さないようにしています。問題・解説・正解の変更はありません。 第1.2版(2026年10月7日) 全300問を一次資料に当てて見直し、資料で裏付けられない問と、答えが見当で分かる形の問(正解の選択肢だけが長い・極端に言い切っている、章をまたいで同じ論点を重ねて問うなど)を直しました。問題文・選択肢を変えた問は約260問で、多くは作り直しています。あわせて、全問の解説の下に根拠とした資料(出典)を1問ごとに付け(以前は章ごとの一覧のみ)、ほかの選択肢についても正誤の根拠を示しました。直した問は別の担当が独立に解き、全問で正解が一致することを確かめています。選択肢を入れ替えたため、正解の記号が変わった問があります。問数と章立ては変わりません。 第1.1版(2026年9月29日) 12問で解説・注記を見直しました。うち1問は、計算の前提(年間の便益に含めるもの)を問題文に明記しています。また、7問(Q1-15・Q3-18・Q4-30・Q5-06・Q6-12・Q9-12・Q11-04)は選択肢の並び順を入れ替えたため、正解の記号がBからDに変わっています(問題の内容と正解の中身は同じです)。 第1版(2026年9月) 発行 |
実際に収録している1問です。難易度と解説の書き方をご確認ください。
第3章 問10電力使用に伴う排出の計算
甲事業所が受け取った電気ご使用量のお知らせと、電力の供給を受けている事業者の排出係数は次のとおりである。この1か月の電力使用に伴うScope2排出量として最も適切なものを1つ選べ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ご使用期間 | 2026年10月1日〜10月31日 |
| ご使用量 | 240,000 kWh |
| 前年同月ご使用量 | 198,000 kWh |
| 基本料金 | 1,320,000 円 |
| 電力量料金 | 4,396,800 円 |
| 再エネ発電促進賦課金 | 1,003,200 円 |
| ご請求金額 | 6,720,000 円 |
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 排出係数 | 0.430 kg-CO2/kWh |
正解 B
活動量にあたるのは、当月の「ご使用量」240,000 kWh です。
240,000 kWh × 0.430 kg-CO2/kWh = 103,200 kg-CO2
トンに換算して 103,200 ÷ 1,000 = 約103 t-CO2。
約85 t-CO2は前年同月のご使用量で計算した値、約2,890 t-CO2はご使用量ではなくご請求金額の欄に係数を乗じてしまった値、約103,200 t-CO2は kg-CO2 のままトンとして読んだ値です。帳票には数値がいくつも並ぶため、まず「どの欄が活動量か」を確定させることが先決です。基本料金や再エネ発電促進賦課金は料金の内訳であり、排出量の算定には用いません。
特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令 第2条第5項第1号
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環境省・経済産業省・金融庁などの官公庁、UNFCCC・IPCC などの国際機関、GHGプロトコル・SBTi といった基準設定主体が公表している資料を読み、そこから独自に作問しています。1問ごとに、根拠とした資料(出典)を解説の下に載せています。
気候変動に関する制度・目標・基準は継続的に改正されます。改訂版を出す場合の提供条件は、販売ページに明記します。現行版は2026年9月版(第1.3版)です。
公開されている出題範囲をもとに、独自に作成した想定問題です。実際の試験問題を再現したものではありません。根拠として使った資料は、各章末に一覧で掲載しています。
お問い合わせフォームからご指摘いただけますと幸いです。確認のうえ正誤表を公開し、改訂版に反映します。
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