相続税法能力検定2級(3級の基礎を含む)の受験対策として、全160問を独自に作成した想定問題集です。1問ずつに解説を付け、正解の理由に加えて、ほかの選択肢についても正誤の根拠を示しています。
900円(税込)/ PDF ダウンロード
本試験は1級・2級・3級の3ランクがあり、2級は3級の出題範囲を含みます。出題形式は記述式(空欄・○×・計算式を与える計算問題)とされていますが、設問数・大問構成・配点の内訳、科目別の出題割合は公表されていません。本書は学習のしやすさを優先して4択の想定問題に置き換え、出題区分表で3級・2級の列に細目がある中項目(全43件)の数の比で10科目の分量を配分しています。1級の論点は収めておらず、1級を受験される方には別冊の「相続税法能力検定1級 想定問題集」をご用意しています。
公開されている出題範囲をもとに、一問ずつ独自に作成しています。実際の試験問題を再現したものではありません。
全国経理教育協会が公表する受験要項・試験規則・実施要項、相続税法能力検定試験級別出題区分表、令和8年度税制改正の要旨と、相続税法・民法・国税通則法などの法令、財産評価基本通達、国税庁の各種あらまし・手引だけを根拠に作問し、章ごとに出典を明記しています。
正解の根拠に加えて、残りの選択肢についても正誤の根拠を示します。1問を解くたびに複数の論点を確認できる構成にしています。
全8章。章ごとに問題・解答・解説がまとまっているので、弱い分野だけを繰り返し解けます。
| 試験の現況 | 相続税法能力検定は公益社団法人全国経理教育協会が主催し、文部科学省が後援する検定試験です。1級・2級・3級の3ランクがあり、2級は3級の出題範囲を含みます。年2回実施され、令和8年度は第120回(令和8年10月25日)・第121回(令和9年2月7日)です(2026年9月の制作時点)。設問数・大問構成・配点の内訳、科目別の出題割合、合格率・受験者数は公表されていません。 |
|---|---|
| 形式 | PDF 1ファイル(A5判・265ページ) |
| 科目の配分 | 税法の基礎17問/民法の基礎知識11問/基本原則9問/総則12問/相続税の課税価格と税額32問/贈与税の課税価格と税額24問/相続時精算課税制度12問/申告・更正及び決定7問/納付,延納,物納16問/財産の評価20問。出題区分表の中項目数の比で配分しています |
| 出題形式 | 4択の想定問題(本試験2級は記述式:空欄・○×・計算式を与える計算問題)。計算式や割合・補正率を設問の表で与える計算問題を56問(35.0%)、表を伴う設問を65問(40.6%)、相続人・相続分を判定する事例問題を収録しています |
| 解説 | 全問。正解の理由、ほかの選択肢の正誤の根拠、設問ごとの出典(1問1行) |
| 版 | 2026年9月版(第1.1版) |
| 改訂履歴 | 第1.1版(2026年10月14日) 表の組版を直しました。数値の列の右寄せと見出しの位置をそろえ、短い見出しや数値が行の途中で折り返さないようにしています。問題・解説・正解の変更はありません。 第1版(2026年9月) 発行 |
実際に収録している1問です。難易度と解説の書き方をご確認ください。
第8章 問4角地の評価(路線価方式)
被相続人甲が所有していた自用の宅地(普通住宅地区にある長方形の角地)の評価額を、路線価方式で計算する。次の表の条件によるとき、この宅地の相続税評価額として正しいものはどれか。なお、奥行価格補正と側方路線影響加算以外の画地調整はないものとする。
| 項目 | 路線① | 路線② |
|---|---|---|
| 路線価(1㎡当たり・円) | 250,000 | 240,000 |
| その路線から見た奥行距離(m) | 30 | 15 |
| 奥行価格補正率 | 0.95 | 1.00 |
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 地積(㎡) | 450 |
| 側方路線影響加算率(普通住宅地区・角地) | 0.03 |
正解 C
角地は、路線価に奥行価格補正率を乗じた1㎡当たりの価額が高い方の路線を正面路線とする(財産評価基本通達16(1))。路線価そのものが高い路線①ではなく、補正後の価額が高い路線②が正面路線になる。側方路線(路線①)は、その路線価を正面路線の路線価とみなして奥行価格補正をした価額に、側方路線影響加算率を乗じて加算する(同16(2))。
| 路線 | 計算 |
|---|---|
| 路線① | 250,000 × 0.95 = 237,500 |
| 路線② | 240,000 × 1.00 = 240,000 |
| 段階 | 計算 |
|---|---|
| 正面路線価による価額 | 240,000 × 1.00 = 240,000 |
| 側方路線影響加算額 | 250,000 × 0.95 × 0.03 = 7,125 |
| 1㎡当たりの価額 | 240,000 + 7,125 = 247,125 |
| 評価額 | 247,125 × 450 = 111,206,250 |
したがって C が正しい。
A は誤り。240,000 × 450 = 108,000,000 として、側方路線影響加算をしていない。B は誤り。路線価の高い路線①を正面路線としたもので、(250,000 × 0.95 + 240,000 × 1.00 × 0.03) × 450 = 110,115,000 となる。D は誤り。側方路線の路線価に奥行価格補正率を乗じずに加算したもので、(240,000 + 250,000 × 0.03) × 450 = 111,375,000 となる。
財産評価基本通達 15、16、付表1「奥行価格補正率表」、付表2「側方路線影響加算率表」
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note で販売しています。PDF 1ファイル(A5判・265ページ)をダウンロードいただけます。
購入前に、本編から6問を抜粋した無料サンプルで難易度と解説の書き方をご確認いただけます。
相続税法能力検定は、公益社団法人全国経理教育協会が主催し、文部科学省が後援する検定試験です。1級・2級・3級の3ランクがあり、2級は3級の出題範囲を含みます。2級の試験時間は1時間、年2回実施されます(令和8年度は第120回・令和8年10月25日、第121回・令和9年2月7日)。合格基準は各級とも100点満点中70点以上です。設問数・大問構成・配点の内訳、科目別の出題割合、合格率・受験者数は公表されていません(2026年9月の制作時点)。
全国経理教育協会が公表している受験要項・試験規則・実施要項、相続税法能力検定試験級別出題区分表(令和8年5月1日改正)、令和8年度税制改正の要旨と、相続税法・民法・国税通則法などの法令、財産評価基本通達、国税庁の各種あらまし・手引を読み、そこから独自に作問しています。設問ごとに、根拠にした資料を1行で記載しています。適用法令の基準日は令和8年4月30日です。
本試験2級は文章問題が空欄方式又は○×方式、ほか相続人及び相続分判定、計算式を与える計算問題という記述式の形式で、設問数・配点の内訳は公表されていません。本書は学習のしやすさを優先し、同じ出題区分表の論点を4択の想定問題に置き換えて構成しています。
足りません。本書は2級対策として、3級の基礎論点を含めて収録していますが、1級の論点(配偶者居住権、相次相続控除、非上場株式の応用評価など)は収めていません。1級を受験される方は、別冊の「相続税法能力検定1級 想定問題集」をご利用ください。
公開されている出題範囲をもとに、独自に作成した想定問題です。実際の試験問題を再現したものではありません。根拠として使った資料は、各章末に一覧で掲載しています。
お問い合わせフォームからご指摘いただけますと幸いです。確認のうえ正誤表を公開し、改訂版に反映します。
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