旅客船の運航管理者試験(海上運送法)の総合運航管理者の受験対策として、全240問を独自に作成した想定問題集です。1問ずつに解説を付け、正解の理由に加えて、ほかの選択肢についても正誤の根拠を示しています。
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試験の区分は総合・大型船舶・小型船舶の3つで、総合は大型と小型の出題範囲を合わせたものです。実施機関が公開している試験問題例では、総合が85分・34問、大型と小型が60分・20問でした。本試験の問題数、科目別の出題数、合格基準は公表されていないため、本書の配分は問題例の問題数と出題範囲の広さから決めています。章の頭の【共通】【大型】【小型】の札で、総合の受験者は全13章(240問)、大型の受験者は第1〜6・10・11章(150問)、小型の受験者は第1〜3・7〜9・12・13章(150問)を解けます。
公開されている出題範囲をもとに、一問ずつ独自に作成しています。実際の試験問題を再現したものではありません。
海上運送法・同施行規則・船舶安全法などの法令、国土交通省が公表している試験科目・告示・資格者証制度のQ&A・運輸安全マネジメントのガイドライン、気象庁・海上保安庁などの公表資料だけを根拠に作問し、章ごとに出典を明記しています。
正解の根拠に加えて、残りの選択肢についても正誤の根拠を示します。1問を解くたびに複数の論点を確認できる構成にしています。
全13章。章ごとに問題・解答・解説がまとまっているので、弱い分野だけを繰り返し解けます。
| 試験の現況 | 旅客船の運航管理者試験(海上運送法)は、国土交通大臣の指定を受けた指定試験機関(海洋共育センター)がCBT方式で通年実施しています。区分は総合・大型船舶・小型船舶の3つで、本書は総合(大型・小型の出題範囲を含む)に対応します。安全統括管理者の試験は対象外です。本試験の問題数、科目別の出題数、合格基準は公表されていません |
|---|---|
| 形式 | PDF 1ファイル(A5判・322ページ) |
| 科目の配分 | 輸送の安全の確保60問/大型船舶の運航52問/小型船舶の運航48問/大型船舶の施設及び船員38問/小型船舶の施設及び船員42問。科目別の出題数は公表されていないため、出題範囲の広さに応じて配分しています |
| 出題形式 | 4択。表を伴う設問を35問(計算問題17問を含む)、状況を読ませて対応を選ばせる事例問題を収録しています。法令は2027年4月1日時点です |
| 解説 | 全問。正解の理由、ほかの選択肢の正誤の根拠、設問ごとの出典(1問1行) |
| 版 | 2026年10月版(第1.1版) |
| 改訂履歴 | 第1.1版(2026年10月14日) 表の組版を直しました。数値の列の右寄せと見出しの位置をそろえ、短い見出しや数値が行の途中で折り返さないようにしています。問題・解説・正解の変更はありません。 第1版(2026年10月) 発行 |
実際に収録している1問です。難易度と解説の書き方をご確認ください。
第5章 問5風速の単位換算と発航中止条件
ある旅客船事業者の運航基準では、発航地港内の発航中止条件のうち風速を「15 m/s以上」と定めている。港の風速計はノットで表示されるため、運航管理者は観測値を m/s に換算して条件に当てはめている。次の表の観測値について、風速が初めて発航中止条件に達した時刻として、最も適切なものはどれか。なお、1ノット=0.514 m/s とし、換算値は小数第2位を四捨五入する。
| 時刻 | 風速(ノット) |
|---|---|
| 7時00分 | 26 |
| 8時00分 | 28 |
| 9時00分 | 31 |
| 10時00分 | 35 |
正解 B
ノットで表示された風速に 0.514 を掛けて m/s に換算し、15 m/s以上かどうかを確かめる。
| 時刻 | 換算 | 風速(m/s) | 条件(15 m/s以上) |
|---|---|---|---|
| 7時00分 | 26 × 0.514 | 13.4 | 達しない |
| 8時00分 | 28 × 0.514 | 14.4 | 達しない |
| 9時00分 | 31 × 0.514 | 15.9 | 達する |
| 10時00分 | 35 × 0.514 | 18.0 | 達する |
初めて条件に達したのは9時00分の観測値である。気象庁の換算表でも、30ノットは約15 m/s、35ノットは約18 m/s とされている。したがって B が正しい。
A は誤り。ノットの値をそのまま m/s の条件と比べると、26 ≧ 15 として7時00分で達したことになる。C は誤り。1ノット=1.852 km/h の係数で割ると、28 ÷ 1.852 = 15.1 となり8時00分で達したように見えるが、1.852 はノットを km/h にするときの係数で、m/s への換算には使えない。D は誤り。km/h から m/s への換算(÷3.6)をノットに当てはめると、35 ÷ 3.6 = 9.7 となり、どの時刻も条件に達しないように見える。
気象庁「速度、風速、距離の換算表」(風速 ノット→m/s)、安全管理規程(ひな形)小規模航路事業者用 運航基準 第2条第1項
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本書は総合運航管理者(大型船舶・小型船舶の出題範囲を含む)に対応しています。章のタイトルの頭に【共通】【大型】【小型】の札を付けており、総合の受験者は全13章(240問)、大型の受験者は第1〜6・10・11章(150問)、小型の受験者は第1〜3・7〜9・12・13章(150問)を解けます。ただし、総合運航管理者の試験に合格しても大型船舶・小型船舶の運航管理者資格者証は取れません(取れるのは総合運航管理者資格者証だけです)。受験する区分は、自分の事業の船で選んでください。
使えません。本書は運航管理者の試験の問題集で、安全統括管理者の試験の対策は含みません。運航管理者の試験の出題範囲に入る範囲で、安全統括管理者の選任や職務を第2章で扱っています。
本試験の問題数、科目別の出題数、合格基準は公表されていません。試験時間は60〜90分とされ、区分ごとの時間も公表されていません。実施機関が公開している試験問題例の表紙では、総合が85分・34問、大型と小型がそれぞれ60分・20問でした。本書の科目別の配分は、問題例の問題数と出題範囲の広さから著者が決めたもので、本試験の配分と一致するとは限りません。受験を申し込む前に、必ず実施機関の案内をご確認ください。
海上運送法・同施行規則・船舶安全法・船員法などの法令、国土交通省が公表している試験科目と告示、資格者証制度のQ&A、運輸安全マネジメントのガイドライン、気象庁・海上保安庁などの公表資料を読み、そこから独自に作問しています。設問ごとに、根拠にした資料を1行で記載しています。実施機関が公開している試験問題例は形式の確認にだけ使い、問題文や選択肢は写していません。
本書の法令の内容は2027年4月1日時点(既存事業者の経過措置の期限)で、2026年4月14日公布・2027年4月1日施行の海上運送法施行規則の改正を含みます。その後の改正や出題範囲の変更があった場合は改訂版を作成し、販売ページを更新する形で提供します。すでにご購入いただいた方は、追加の費用なくダウンロードいただけます。現行版は2026年10月版(第1.1版)です。
公開されている出題範囲をもとに、独自に作成した想定問題です。実際の試験問題を再現したものではありません。根拠として使った資料は、各章末に一覧で掲載しています。
お問い合わせフォームからご指摘いただけますと幸いです。確認のうえ正誤表を公開し、改訂版に反映します。
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